路線・運行形態    


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西京電車の停車駅など
西京電車と関連路線の主要データ。
停車駅をはじめ、営業キロや運賃、本数から主要駅紹介までを掲載。
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路線

 

西京本線

西京電鉄の大動脈。区間は千鳥橋(福岡市博多区)〜東本町(北九州市門司区)。

本数が多く優等列車も走るため、架線は通常のシンプルカテナリー式と比較して高性能なヘビーシンプルカテナリー式を採用している。なお単線時代は通常のシンプルカテナリー式だった。

最高速度は特急120km/h、急行以下110km/h。但し地下区間のある千鳥橋〜箱崎九大前はスペースの都合上剛体架線を採用した関係で最高速度は90km/hに抑えられている。

旧湾鉄区間は駅間が比較的長めなのに対し、旧九軌区間は駅間が短い。これは旧九軌区間が路面電車発祥のため、鉄道線に転換の際代替として駅を多めに設置したことが理由である。

閉塞間隔は250m。阪神電鉄本線よりは10m長いものの全国的に見ればかなり短く、インターアーバンらしさを感じさせる。信号は五灯式。

 

北方線

史実の北九州モノレールに相当。区間は魚町(北九州市小倉北区)〜企救丘(同市小倉南区)。

普通のみ運転(イベント開催時の臨時列車除く)のため本数が少なく、用地確保も難しかったため市立大学〜企救丘は単線で建設された(注)。

大門〜旦過には回送列車の為の短絡線がある。

競合相手も不在なため高速化の必要性も低く、直接吊架式の架線を採用して建設費を抑制した。そのため最高速度は85km/hに制限される。

(注)モノレールのメリットは少ない土地でも建設できることです。史実では軌道線から転換時にモノレールが採用されたくらいなので、北方線は区間によっては単線になったでしょう。 

  

人工島線

平成232011)年3月開業。区間は西京香椎(福岡市東区)〜人工島(同)。

福岡市側の要請もあって建設された路線であり、また西京単体では建設費の負担が重いため上下分離方式で建設された。アイランドシティ唯一の鉄道路線である。

海上を橋で渡るルートなので風が強い。そのため風に強いダブルメッセンジャーシンプルカテナリー式の架線を採用した。

最高速度は100km/h    

 

 

種別

 

特急

昭和62(1987)年のダイヤ改正で誕生。大増発を行い、民営化でさらなる攻勢に出る鹿児島本線に対抗するため誕生。

最上位種別であり、クロスシートを装備したフラッグシップ車が用いられている。

120km/h運転や特急優先のダイヤを組むことで所要時間の短縮を図っている。

福岡(天神)〜小倉(魚町)を56分で結ぶ。日中は毎時00・15・30・45分天神発のわかりやすいパターンになっている。

原則として福岡市営地下鉄への乗り入れを行い、西新方面に直通している。

 

急行

昭和131938)年の湾鉄折尾(現:西京折尾)延伸時に運転を開始した西京初の優等列車。戦時中の休止期間こそあったものの、戦前からの長きに渡り設定されている伝統のある種別である。

特急の運転開始以前は最上位種別であり、クロスシート車も用いられるなど国鉄鹿児島本線のライバルとして活躍していた。

現在は下位優等を担当し、早朝・深夜を除き特急に追い抜かれる。また福岡市営地下鉄への直通も早朝・深夜のみである。

 

準急

昭和551980)年の路面電車廃止に伴う大門〜砂津の昇圧・鉄道線専用化に伴うダイヤ改正で誕生。通し運転の普通を格上げして誕生した。

需要の多い区間では主要駅に停車し、需要の少ない区間では普通の代わりに各駅に停車する。

現在では平日朝ラッシュ時に、需要の多い区間のみ運転される。そのため普通が再び通し運転になった。

 

行事

北方線沿線でプロ野球の試合やイベントが開催される時に運転される列車であり、すべて臨時列車。

 

普通

各駅に停車する。

福岡側の列車は原則として福岡市営地下鉄と相互乗り入れを行う。西京香椎で系統分断されており、当駅で地下鉄〜人工島の系統と西京香椎〜東本町の系統を乗り継ぐ形になっている。